うなぎの頭部料理

半助豆腐(はんすけどうふ)は、大阪の郷土料理ですから、関西以外の方では馴染みがないかもしれません。
まず、半助というのは、うなぎのかば焼を作ったときに切り落としたうなぎの頭の部分のことです。
大阪(関西地方)と東京(関東地方)のうなぎの蒲焼の製法で、切り開くときに腹から裂くのが大阪(関西)、背から裂くのが東京(関東)というのは、みなさんも良く知っているかもしれません。
ただ、大阪におきましては、身を裂いた後、頭をつけたまま串に刺し、タレに浸して焼きあげてから頭を切り落とします。
この切り落とした頭が、その半助になるわけです。
十数個くらいの半助と焼き豆腐、もしくは木綿豆腐を酒、醤油、砂糖、味醂で味をつけて煮込んでいきます。
アクセントとして青葱を入れることもあります。食べ方は、薬味に山椒をふって、半助についている身にしゃぶりつきます。
関西では頭付で焼くからと言いましても、鰻丼やかば焼が頭付きで出てくるわけではありません。
それでは、切った頭はどうするのか、この頭、いわゆる半助はいろいろと料理に使われています。
半助と呼ばれる所以は、その昔頭だけを集めて1円の半分50銭で売ったからとか、半助さんが頭を売って儲けたからなどいろいろ言われていますが、これといった理由はないようです。
その半助だけを集めて売っている店も在るそうです。
その半助をどのようにしてて食べるかといいますと、ほとんどの場合、豆腐やねぎと炊いて半助鍋にして食べます。
半助を甘辛めのだし汁で煮て半助のエキスが出ましたら、豆腐やねぎなどを入れて食べるといういたって簡単な料理なんですが、これが結構美味しいんです。
他にも、半助鍋とか、雑炊に用いたりします。うなぎかぶと焼きが名物となっています。
その名の通りうなぎの頭を焼いているものですが、想像していたものよりもはるかに柔らかくて身も多くて美味しいものです。
酒のおつまみにも最適だと思います。
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